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【サポート隊員雑記03】工房の未来を想像して

藍たけのうち工房には屋根裏部屋があります。そこからは1階の工房に一部つながっているのですが、その上に取り付けられているのがコレです。

何かと思って良子さんに聞くと「”すくも”を1階に下すためのの滑車」だとか。”すくも”は藍からできていますが、それはそれは重たいのです。良子さんはそれを「ヨイショ ヨイショ」の掛け声で運びます。持ってみましたが、とても持てるものではありません!慣れているとはいえ、良子さんにも相当負担のはず…。
お義母さんである晃子さんと一緒に工房をされていた時は”すくも”を2階に保存しており、それを下すときに利用していた滑車なのです。藍たけのうち工房には、このような古い道具がたくさん残されています。

今回の再建プロジェクトでは、古いものを残しつつ、藍染めに興味のある方々が藍の歴史に触れながら、藍染め体験ができる工房を目指しています。子どもたちがワイワイと藍染め体験をするこの工房の未来の姿を想像しては奮い立つ私です。(サポート隊員もんまる)