【サポート隊員雑記10】岐阜県に行ったら徳島に出会った話

何かと話題の来年のNHK大河ドラマの『麒麟がくる』。長谷川博己さんが大好きな私はとても楽しみにしています♪ その主人公はみなさんご存じの明智光秀。その光秀ゆかりの岐阜県のローカル鉄道『明知鉄道』はご存知でしょうか? 農村風景を走り、付近には観光スポットも多く、魅力的な鉄道です。

 

先日、その明知鉄道近辺を旅行で訪れました。途中の駅である岩村駅で下車し、名物の五平餅などをいただきながら、ぶらぶら散策。道沿いにある『土佐屋』という古い建物にふと入った時のこと。民芸品や古い家の構造を見ながら、奥に進んでいくと、別棟が。中を覗くと「あれ?藍染め?」

 

土佐屋さんは約260年前には染物業を営んでいた商家だったそうです。この甕の数!大きな藍の商いをされてたんだろうなという雰囲気。説明書きには「藍はタデ科の植物でジャパンブルーと呼ぶ。現在は四国の徳島に産出するくらいです。」との記載が。遠く離れた場所でいきなり出てきた『徳島』の文字。そういえば、晃子さんは岐阜県の紺屋渡辺庄吉氏に師事したのだったなと思いだしました。

 

遠い旅先で徳島に出会い、藍たけのうち工房のルーツに触れるような瞬間が印象的な旅となったのでした。(サポート隊員もんまる)